HOT MELT APPLICATION SYSTEM

ホットメルトアプリケーションシステムとは?
構成・仕組み・用途を解説

ホットメルト接着剤を「溶かす・送る・塗る」ための
システム全体についてわかりやすく解説します。

ホットメルトアプリケーションシステムは、ホットメルト接着剤を加熱して溶融し、 ポンプなどで塗布装置へ供給し、目的の基材へ必要な量を塗布するための設備です。 本ページでは、基本的な構成・仕組みから塗布方式、用途、導入時のポイントまで詳しくご紹介します。

ホットメルトアプリケーションシステムとは?

ホットメルトアプリケーションシステムとは、 ホットメルト接着剤を加熱・溶融し、供給・搬送したうえで、 基材へ所定の量やパターンで塗布するための一連の設備システムです。

ホットメルト接着剤は、常温では固体ですが、加熱することで溶融し、 液状になった接着剤を基材へ塗布します。その後、冷却・固化することで 接着するため、一般的な液状接着剤のような乾燥工程を必要としません。

アプリケーションシステムでは、接着剤を溶かす「メルター」、 溶融した接着剤を搬送する「ポンプ・ホース」、 基材へ塗布する「塗布ヘッド・ノズル」などを組み合わせ、 製造工程や塗布条件に合わせたシステムを構築します。

ホットメルト接着剤

接着に使用する材料そのもの。 加熱して溶融し、塗布後に冷却・固化して接着します。

ホットメルト塗布装置

溶融したホットメルト接着剤を、 基材へ必要な量・パターンで塗布するための装置です。

アプリケーションシステム

溶融・供給・搬送・塗布・制御など、 ホットメルトを使用するための設備全体を指します。

材料(ホットメルト)+溶融・供給設備+塗布装置+制御 を組み合わせたものが、
ホットメルトアプリケーションシステムです。

ホットメルトアプリケーションシステムの基本構成

ホットメルト接着剤を溶融してから基材へ塗布するまで、
複数の機器を組み合わせてシステムを構成します。

主な構成機器と役割

メルター(溶融装置)
ホットメルト接着剤を加熱し、塗布可能な温度まで溶融する装置です。 接着剤の種類や使用量に応じて、適切な温度管理や溶解能力が求められます。
ポンプ
溶融したホットメルト接着剤を一定量で塗布側へ供給します。 必要な吐出量や塗布速度に合わせた選定が重要です。
加熱ホース
溶融したホットメルトをメルターからモジュール・ノズルまで搬送します。 接着剤が途中で固化しないよう、適切な温度で保温します。
モジュール
ホットメルト接着剤の吐出・供給を制御する機器です。 塗布量や塗布パターンに応じて、適切なモジュールを選定します。
塗布ノズル・ヘッド
ホットメルト接着剤を基材へ塗布する部分です。 スプレー、スロット、カーテンなど、目的とする塗布パターンや 基材、ライン速度に応じて最適な方式を選定します。

ホットメルトアプリケーションシステムの
各種機器について詳しくご覧いただけます。

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HOW IT WORKS

ホットメルトアプリケーションシステムの仕組み

ホットメルト接着剤を溶融してから塗布・接着するまでの
基本的な流れを5つのステップで解説します。

STEP
01

ホットメルト接着剤を加熱・溶融

常温では固体のホットメルト接着剤をメルターへ投入し、 加熱して溶融させます。接着剤の種類に応じた温度管理を行い、 安定した状態で塗布できるようにします。

STEP
02

溶融した接着剤を供給

溶融したホットメルト接着剤をポンプによって送り出します。 必要な吐出量やライン速度に合わせて、安定した供給を行います。

STEP
03

加熱ホースで塗布ヘッドまで搬送

溶融状態のホットメルトを加熱ホースを通して塗布ヘッドまで搬送します。 搬送中に接着剤が固化しないよう、適切な温度を維持します。

STEP
04

塗布ヘッド・ノズルから基材へ塗布

塗布ヘッドやノズルからホットメルト接着剤を基材へ塗布します。 スプレー、カーテン、スロットなど、目的とする塗布パターンや 基材の種類、ライン速度に応じて適切な塗布方式を選定します。

STEP
05

冷却・固化して接着

基材へ塗布されたホットメルト接着剤は、冷却することで固化し、 接着力を発揮します。乾燥工程を必要としないため、 生産工程の短縮や高速化にもつながります。

溶融 → 供給 → 搬送 → 塗布 → 冷却・固化 が、ホットメルトアプリケーションシステムの基本的な流れです。

COATING METHOD

ホットメルトの主な塗布方式

ホットメルトの塗布方式には、それぞれ特徴があります。
基材・塗布量・塗布幅・ライン速度・必要な塗布パターンなどに応じて選定します。

SPRAY

スプレー塗布

ホットメルトをノズルから噴霧し、 基材へ非接触で塗布する方式です。 繊維状・スパイラル状など、様々な塗布パターンに対応できます。

主な用途
不織布・衛生用品・フィルター・各種ラミネートなど
RECOMMENDED

カーテンスプレー

ホットメルトをカーテン状に広げて、 基材へ非接触で均一に塗布するサンツール独自の塗布技術です。 広幅基材への塗布にも対応します。

主な用途
不織布・フィルター・フィルム・建材など
塗布幅:5~2,000mm
SLOT COAT

スロットコート

スリット状の吐出口からホットメルトを吐出し、 基材へ面状に塗布する方式です。 均一な薄膜塗布や塗布量の管理に適しています。

主な用途
フィルム・不織布・ラベル・テープ・各種シートなど
V-COMB

Vコームヘッド

V字形状のコームからホットメルトを吐出し、 基材へ複数のライン状に塗布する方式です。 塗布パターンや塗布量をコントロールしながら、 効率的な接着を実現します。

主な用途
不織布・衛生材料・各種シート・ラミネートなど
CONTACT

接触式塗布

塗布ヘッドを基材に接触させながら、 ホットメルトを塗布する方式です。 用途に応じて安定した塗布を行うことができます。

主な用途
シート・フィルム・各種部材への接着・コーティングなど

塗布方式は何を基準に選ぶ?

最適な塗布方式は、 接着剤の種類・基材・塗布量・塗布幅・ライン速度・ 必要な塗布パターンなどによって異なります。 サンツールでは、実際の製造条件を確認したうえで、 適切な塗布方式・塗布ヘッドをご提案しています。

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APPLICATION

ホットメルトアプリケーションシステムの用途・業界

ホットメルトアプリケーションシステムは、 接着・固定・ラミネート・コーティングなど、 様々な製造工程で活用されています。

不織布、衛生材料、フィルター、自動車、建材、 電子・電気、製本・製函、食品、 ラベル・フィルム・テープなど、 幅広い業界でホットメルト塗布設備が使用されています。

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SOLUTION

ホットメルトアプリケーションシステムで解決できる課題

製造工程に合わせた塗布設備を導入することで、
生産性・品質・コストなどの様々な課題解決につながります。

01

作業の自動化

手作業による塗布工程を自動化し、 作業負担の軽減や生産性向上につなげます。

02

塗布品質の安定化

塗布量や塗布パターンを安定させ、 製品品質のばらつき低減を目指します。

03

接着剤使用量の削減

必要な箇所へ適切な量のホットメルトを塗布し、 接着剤使用量の削減を図ります。

04

生産性の向上

高速・連続塗布に対応した設備により、 生産ラインの効率化をサポートします。

実際の課題解決事例をご紹介

ホットメルト塗布設備の導入によって、 生産性向上・品質安定化・コスト削減などを実現した 実際の導入事例をご覧いただけます。

▶ 課題解決事例を見る
CONTACT

ホットメルト塗布設備についてご相談ください

「どのような塗布方式が適しているか分からない」 「現在の工程を自動化したい」 「塗布量を減らしたい」など、
ホットメルトの塗布・接着に関する様々なご相談に対応しています。

例えば、このようなご相談が可能です

・ホットメルト塗布の自動化
・塗布方式・ノズルの選定
・塗布量・塗布幅の最適化
・既存設備への組み込み
・新しい材料・製品への塗布テスト

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